寄居町・鐘撞堂山、山円良田湖の鳥 を見る


県名埼玉県
場所寄居町・鐘撞堂山、円良田湖
年月日1997年09月28日(日)
時刻08:30 〜 14:30
天候
観察者みね、こき
環境平地、低山、湖沼
観察種下記(F:飛翔)
戦国時代、武州鉢形城の見張台として北西3kmにある標高330mの山 頂に「鐘撞堂」を建て、敵軍の襲来があれば鐘打鐘阿弥(堂守)が鐘を撞い て城に変事を知らせたといいます。その「鐘撞堂」は天正18年豊臣秀吉の 小田原攻めの際、前田利家、本多忠勝の軍によって取り払われました。

今日は「鐘撞堂山」でタカの渡り調査が行なわれる日、みねさんと鳥見を かねて様子を見に行きました。山頂にはあずまやがあり、眼下に広がる寄居 の街並の向こうに秩父の山々が連なり、遠く東に筑波山が霞んでいました。

*観察種一覧*
1カルガモ
2ハチクマF
3トビF
4オオタカF
5ノスリF
6サシバF
7キジバト
8ヒヨドリ
9スズメ
10ハシボソガラス
11ハシブトガラス
番外アヒル

<コース>
秩父鉄道寄居駅→大正池→鐘撞堂山→五百羅漢→円良田湖→波久礼駅

8時半 寄居駅を出て中央公民館の前を通り天沼通りを北へ向う。国道140 を横切り上組公民館から老夫婦と合前後しながらだらだら坂を登る。たまに スズメが飛ぶがほかの鳥は見えない。コスモスが風にゆれていた。

柿の実はもう色ずき始め、栗のイガが地面に転がる、彼岸花が赤い。大正 池に着くと釣り人2,3。池には死んだ魚がいくつも浮いていた。樹上にハ シボソガラス。土手に狸が1頭現われ、アヒルが2羽池に泳ぎだした。

道は家並を抜けて山に入る。竹林を抜け、杉やくぬぎ、こならの薄暗い林 道を登る。小さな蕎麦畑に出て小休止。一息入れてまた登りにかかる。周囲 から聞こえるのはセミの声ばかり。最後の頂上への100段で息が切れた。

10時過ぎ鐘撞堂(カネツキドウ)山の山頂に立つ。埼玉支部の旗をたて5人が渡 りを待っている。頭上の抜けるような青空をオオタカが3羽、思い思いに飛ん でいるが渡りの様子は見えない。トビを2羽のカラスが追う。ハチクマが2羽。

サシバが低く飛ぶ。ノスリも1羽。いつの間にか観察者は10人ほどに増 えている。今日は久し振りの快晴で季節風もあり、渡りを期待して登って来 た人たちだ。ひまを持て余す人の帽子にキアゲハが止る。

突如として山頂に溢れる老若男女、大田区民ハイキングの100名だそう だ。正午観察を終わるが今日はついに渡りの行動は見られなかった。下山に かかり一気に円良田(ツブラタ)湖まで下る。途中鳥の姿も声もなく湖畔に着く。

少林寺への道標がある。その途中の五百羅漢まで0.2kmの立て札に釣られ たのが難行苦行の始まり。登れども登れども続くきつい段々、鍾撞堂山であ ごを出した100段の比ではない。何度か休みながらやっと登り切る。

そこで弁当を食べ一休みした後段々を数えながら下る。117段あった。 ヒヨドリ1羽。円良田湖に至り湖を半周する。ガルガモが数羽、ブイの上で 休んでいた。ハシボソガラスが飛ぶ。

さらに山道を下る。ハシブトガラス、ヒヨドリ。末野神社まで来てようや くスズメに会う。左に寄居橋を見ながら国道140を歩いて波久礼駅に着く。駅 舎の屋根にキジバト。今日は鳥見というよりは山登りハイキングの一日だった。


平成9年10:25作成

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