インタビューコーナー

五島プラネタリウム最後の番組となる2月,3月の投影について 村松 修さん(以下:村松解説員) にうかがいました。


2・3月のテーマはなんでしょうか。
村松解説員 3月11日で閉館になる五島プラネタリウム。 その最後となる番組は、2月と3月を一本にまとめて、20世紀の天文学を振り返り、21世紀の天文学の展望を「天文学の将来」というタイトルでお話する、記念になる様な番組をお送りしたいと思います。

21世紀の天文学はどうなるのでしょう?
村松解説員 21世紀の初めにあたり天文学がどのように発展するかを展望してみます。 20世紀は天文学が理論観測共に大きく飛躍した世紀でもありました。 また大型望遠鏡やロケットによる探査などすばらしい発展をしました。 しかし、やり残したこともたくさんあります。 その観点から今世紀の天文学を展望してみたいと思います。

20世紀にやり残したものにはどんな物がありますか?
村松解説員 20世紀にやり残したことのなかでも重要なことは、地球以外に生命・生物がいるかを確認することです。 太陽系の中にも地球以外に生命がいるかもしれないと考えられているのです。 火星には生命の痕跡があるのではないかと考えられ探査機が調査にいくことが決まっています。 木星の衛星の海にも生物がいる環境になっているかもしれないと考えられています。 また、太陽系外の高等生物と電波で交信しようというSETI計画も行われています。

地球外の生命の発見はどのような影響を与えるでしょう。
村松解説員 地球外に生物が発見されるというのは我々の考え方を根本から変える画期的なことです。 天文学および科学の根元には、我々人間はどこにいて、何なのかを知りたいということがあると思います。

投影の見どころはなんですか。
村松解説員 天文学は範囲の広く、当館の解説員も各自それぞれ興味を持ったり調査をしている分野が違います。 後半の部分では各解説員が天文を始めたきっかけや興味を持っている分野から将来の天文学についてのお話をします。 当館最後の番組ということで解説員全員で担当するということにしました。

解説員の方全員の天文学に対する思いが聞けるんですね
村松解説員 そうです。 番組後半は、投影担当解説員がスライドから全部用意します。 つまり全員で製作した番組でもありお客様に当館解説員全員の天文への情熱を是非聞いて頂きたいし当館のポリシーを感じてもらうことで、最後の投影とさせて頂きます。

村松解説員のメッセージはなんですか。
村松解説員
これからの天文学がどのようになっていくのかは今の子供たちやこれから生まれてくる子供たちにかかっています。 これからの理科教育を充実させてこどもたちが将来の天文学を発展させてくれることを祈っています。 これからの天文学や科学をどうするかは我々みんなにかかっているのだというのが私のメッセージです。

この番組で閉館になるのが残念です。
村松解説員 閉館は終わりではなく、新しいひとつの始まりと考えたいと思います。 星の会のみなさんも各自天文の普及に努めてくれるとうれしいです。 長い間のご利用誠にありがとうございました。

私たちも夢や理想を持って天文の発展・普及に貢献していきたいと思います。 村松さんありがとうございました。
聞き手:守屋、文責:小島、野地、野村


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