インタビューコーナー

1月の投影のプログラムを作られた金井三男さん(以下:金井解説員) に内容についてうかがいました。


21世紀最初の番組は何でしょうか?
金井解説員 今年は小惑星発見200年の記念すべき年なのです。 そこで「小惑星発見から200年」というタイトルで、小惑星とは何か解説いたします。

小惑星とはどういうものですか?
金井解説員
小惑星の大部分は直径が1〜2kmの岩石状の物です。 その約98%は火星と木星の間の小惑星帯にあると言われています。 最近では小惑星は、彗星の抜け殻ではないかとも考えられてます。 小惑星の符号を付けたあとに太陽に接近したら尾が出て彗星になったのもあります。 ですから彗星・隕石・流星の元も小惑星と何らかの関係があるのではないかと考えられています。

200年前の小惑星は誰がどのように発見したのですか。
金井解説員 イタリア・シシリ島のパレルモ天文台でピアッツィという神父が、星の正確な位置を調べ星表を作る仕事をしていて、その観測中に小惑星を見つけたのです。 これが最初に発見された小惑星でちょうど200年前の1801年1月1日のことでした。 この小惑星はシシリ島の女神の名前をとってケレスと名前がつけられました。 大きさは直径約1000kmで小惑星のなかでは1番大きなものです。

小惑星の調査はどのように行なわれているのでしょうか?
金井解説員 アメリカが頑張ってやってますね。 木星探査衛星ガリレオが小惑星の写真撮影をしたり、小惑星探査機ニア・シューメーカーが2000年2月に小惑星エロスを周回する軌道に入り表面の観測をしたりしています。 リンカーン研究所などでコンピュータを使い自動で行われていて1年で25万個も見つかっています。 日本でも探査機を着陸させ小惑星のサンプルを持ち帰る計画もあります。

以前隕石や小惑星が地球にぶつかるの映画がありましたが、衝突の可能性はどうでしょうか?
金井解説員
地球軌道の内側に入り込むアポロ群と言うものがあり、これが時々地球とニアミスを起こしています。 恐竜絶滅の原因ではないかと言われている衝突した小惑星はこのアポロ型です。 世界各国で地球に接近する物体を観測するチ−ムが結成され日夜観測しております。 その副産物で、ぶつかる可能性の無い彗星や小惑星なども大量に発見されています。

投影の見どころはなんですか。
金井解説員 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した小惑星ベスタの自転している様子を見ていただきます。 小惑星探査機の撮った映像も御覧にいれます。

小惑星も興味ある天体なんですね。 ありがとうございました。
聞き手:矢島夫妻、文責:野地、小島、野村


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