インタビューコーナー

2000年1月の投影のプログラムを作られた増沢等さん(以下:増沢解説員) に番組の内容について聞いてきました。


1月の話題はなんでしょう。
増沢解説員 「西暦2000年」という題で暦についてのお話をします。 西暦とはイエス・キリストが誕生した年を元年とした暦です。 ミレニアムと騒がれていますが、ミレニアムとは千年紀ということで、 新しい千年の幕開けということです。

番組の内容はどういうことでしょう。
増沢解説員 暦には、月の満ち欠けをもとにした太陰暦、太陽の運行をもとにした太陽暦、 太陽と月とを使った太陰太陽暦などがあります。 1日は地球の自転、1月は月の満ち欠け、 1年は地球が太陽の回りを1周する公転 と暦と天文現象とは深いつながりがあるのです。 暦と天文現象についての関連について解説します。

現在わたしたちが使っている暦はどういう暦なのでしょうか。
増沢解説員
現在使っている暦はグレゴリオ暦という太陽暦です。 以前には古代エジプトの暦をもとにしたユリウス暦が使われていましたが、 精度が悪くずれが大きくなったので、16世紀のグレゴリオ13世のときに 今の暦に改暦したのでグレゴリオ暦といわれています。

グレゴリオ暦の特徴は何ですか。
増沢解説員 ユリウス暦が1年を 365.25日としていたのに対して、 グレゴリオ暦は1年を 365.2425日としているために精度が高いのです。
このグレゴリオ暦の特徴はうるう年の入れ方です。 ユリウス暦では単純に年数が4で割り切れる年だけをうるう年としていました。 グレゴリオ暦ではこれに加え、 100で割り切れて400で割り切れない年は平年とし、 さらに400で割り切れる年はうるう年とします。
100年で1日のずれが出るユリウス暦に対して、 グレゴリオ暦は約3000年で1日のずれしか生じません。
ですから今年2000年はうるう年で、400年に1回のめずらしい年なのです。

投影の見どころはどこですか。
増沢解説員 プラネタリウムを使って日周運動や月の動き、年周運動などを御覧にいれます。 月の満ち欠けや太陽の動きと暦の月、 年との関係をわかりやすく見ていただけると思います。

増沢さん、ありがとうございました。

聞き手・文責:小島、野村


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