インタビューコーナー

9月の投影のプログラムを作られた解説員の木村直人さん(以下「木村解説員」)に その内容をうかがいました。


9月の話題はなんでしょか。
木村解説員 「アンドロメダ銀河(宇宙の灯台)」というタイトルで、 宇宙における距離の測り方の話しをします。

どのようにして距離を測るのでしょうか?
木村解説員 まず、地球と同じ銀河系内にあるシリウスとか北極星など比較的に近い星は 「地球が太陽のまわりを回る公転により見かけの位置が変わる」 という年周視差を使って測ります。 これは三角測量と同じ原理です。

もっと遠いよその銀河などは別のやりかたがあるのですね。
木村解説員
そうです。その銀河内にある変光星を使って距離を測る方法があります。

変光星にはセファイド型という変光星があります。 セファイド型変光星はその変光の周期により本当の明るさ(絶対等級)が決まります。 この変光星の見た目の明るさと本当の明るさから距離を求めることができます。
この方法を用いてアンドロメダ銀河までの距離が約230万光年というのが求まります。


サブタイトルの宇宙の灯台というのは何を意味しているのですか?
木村解説員
灯台というのは船の道しるべです。 アンドロメダ銀河も宇宙の大きさを測るための道しるべになっているのです。 灯台は明かりを点滅させますよね、変光星も光を変化させている。 この2つの意味を持たせているんです。

見どころはどこでしょうか
木村解説員 私たちの銀河系の直径やアンドロメダ銀河までの距離がわかったのは20世紀になってからなのです。 非常に遠方の銀河までの距離がわかったのはつい最近なんです。
人々がいかにして星々までの距離や宇宙の大きさを測ろうとしたのか、 最近の観測によってどの位正確に測れるようになってきたのか、 というところですね。

木村さん、ありがとうございました。
聞き手:藤澤、文責:小島、野村


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